娘が来年の春に小学校入学。
というわけで、昨日、子供のランドセルを買いにニトリに行ったんです。
スポンサーは母。
つまり娘からすれば祖母。
事前に娘にどんな色がいいのか妻が尋ねていたんですね、するとピンクとか水色とか、昭和生まれでランドセルといえば黒か赤だろ的な私からすると理解できないことを言ってるわけですよ。
そんなパステルカラーなんて小学校高学年にもなれば恥ずかしくて使えないだろ、と子供に諭してあげたいわけですよ。
諭したんですけどね(´∀`*)
そもそも子供に尋ねる妻が悪い、そう思いましたね。
子供なんて先のことまで考えられないから今好きな色を選んで当たり前なわけですよ。
で、母も一緒にニトリに行ったんです。
そして私は、赤が嫌ならと、チョコレート色を娘にすすめてみました。
開けると中はピンクだったんで、悪くないだろーと。
「お父さんがそうしろと言うなら、そうするよ」と娘。
そこで母が出てきましたね、偉大な祖母の登場ですよ。
「おばあちゃんに本当の気持ちを言ってごらん?」
私と妻はその場を少し、離れました。
戻ってくると、娘は水色のランドセルを持っていました。
母が言います。
「せっかく買ってあげるのに、本人が気に入らない、納得のいかないものを上げても仕方がない。後で後悔してもランドセルを買いなおすことはできないと言い聞かせた上で、それでも本人が水色が欲しいと言ってるからそうしてあげてもいいんじゃないの?」
娘の顔を見ると、意志の強い瞳で私を見上げています。
はっきり言いましたね、後悔しない! 6年間大事にする! と。
妻も私も言いました。
「文句ありません」
まあなんというか、私と同じ、頑固者の顔してましたね、娘。
何もわからない子供にランドセルの好みを聞く事自体がバカだと思っていましたが、しっかりと自分の意思を示してくる娘を見ると、ちょっと嬉しかったですね。
そして母も、さすがだなと尊敬しました。
バカなのは私ひとりでしたね。
ランドセルの正しい選び方とか何だとか言って、丈夫で長く持ちそうなものとか、無難な色だとか、周りに合わせるとか色々考えますけど、そもそもスタートから気に入らないものを6年間も使えないって話ですよね!
すーきーなものは すーきーとー♪
ってマッキーも歌ってます。
これが一番大事ですよね。
いや~勉強なりました。