いやー、驚きました!
私が出かけるときは、いつも妻子が玄関先まで見送ってくれるんですが、朝、出勤しようと玄関で靴を履いていたら、かがんだ私の頭を娘がそろっと撫でてくるわけです。
じーっと見てるわけです、私の頭頂部を。
「どうした?」と私。
すると娘は、
「お父さん、髪の毛がね、なんかね、透けてるね」
と言うわけですよ、指を差して指摘してくるわけですよ。
「あー、これ? お父さん、頭、怪我してるから」
「違うの、そういうことじゃないの、怪我じゃないの!」
失笑しつつも娘の成長を嬉しそうに目を細めて見守る妻を尻目に、
お父さんはハゲじゃなーい!
と、言って家を出てきました。
ハゲてるんですけどね(*‘∀‘)
それにしても、小さい小さいと思っていた娘が、父親の薄毛のことを認知できるようになっていたんですね。
そういえば以前、お父さんはかっこいいけど、髪の毛伸ばしたらもっとかっこよくなるよ、と言われたことがあって、そのときちょっと嬉しかった記憶があるんですけど、あのとき娘は父親を傷つけないように配慮しながら、薄毛を指摘したかったんでしょうね、と今になってようやく気づきました。
ことがことだけに苦笑してしまいますが、それにしても子供の成長って、やはり嬉しいもんですねえ。
と、心の余裕を見せておいて、今日はこのあたりで締めときましょう。