
今回訪れた金山古墳は、そんな大阪の意外な一面を感じられる、とても気持ちのいい場所でした。
緑の丘のような金山古墳

金山古墳は、全国的にも珍しい「双円墳」と呼ばれる古墳です。
大小二つの円丘が連なった形をしていて、国史跡にも指定されています。
ただ、実際に目の前にすると、難しい歴史遺跡というより、草に覆われた大きな緑の丘のように見えました。
そして嬉しいのが、実際に古墳の上を歩けることです。
草が茂った斜面を上ったり下りたりしていると、まるで自然の中で遊んでいるような感覚になります。
子供は特に楽しかったようで、丘を何度も上ったり下りたりしていました。
古墳というと、遠くから眺めるだけの場所を想像していましたが、金山古墳はもっと自由で開放的です。
歴史に触れながら、自然とも触れ合える場所でした。
丘の上から見上げた、遮るもののない青空

丘の上まで登ると、見晴らしがとてもよく、周囲の田畑や山並みを見渡すことができます。
そして何より印象に残ったのが、真上を見上げたときの青空です。
都会では、空を見上げてもビルやマンション、電線などが自然と視界に入ります。
でも金山古墳では、遮るものが何もなく、ただ青空だけが広がっていました。
「空って、こんなに広かったんだな」と感じる、とてもすがすがしい体験でした。
風に揺れる草の音を聞きながら、広い空を見上げていると、気持ちまでスーッと軽くなるようでした。
古代と今の暮らしがつながる場所

金山古墳は、6世紀末から7世紀初頭につくられたと考えられている古墳です。
案内板には、横穴式石室や家形石棺についての説明もあり、当時の有力者のお墓だったことが分かります。
けれど現地を歩いていると、「歴史を勉強している」というより、「昔からここにある風景の中を歩いている」という感覚の方が強く残りました。
1400年ほど前につくられた古墳の上で、今は子供が楽しそうに走り回っている。
その光景がとても平和で、心に残りました。
帰りに立ち寄った「アズマ養蜂場みつばち博物館」

金山古墳を楽しんだあと、帰り道に大阪府富田林市佐備にある「アズマ養蜂場みつばち博物館」に立ち寄りました。
入場は無料です。
ログハウス風の建物が印象的で、駐車場には木彫りの熊がありました。
館内には、熊のはく製やゴマフアザラシのはく製も展示されていて、養蜂の資料館でありながら、どこか自然博物館のような雰囲気もあります。

館内には蜂蜜や、蜜蝋で作られた製品など、ミツバチに関する商品がたくさん並んでいました。

取り扱っていた蜂蜜の種類は、菩提樹、蜜柑、蓮華、アカシヤ、百花蜜など。
花によって色や味わいが違うので、見比べるだけでも楽しかったです。
また、ガラス越しにミツバチの巣箱を観察できる展示もありました。
小さなミツバチたちがせっせと動き回る姿は、つい見入ってしまいます。

菩提樹のはちみつが、チーズにぴったり
今回は、菩提樹のはちみつを買って帰りました。
お店の方に「チーズによく合いますよ」と教えていただいたので、帰宅後に試してみたのですが、これが本当においしかったです。
花の香りがふわっと広がり、チーズの塩気とよく合います。
普段スーパーで買っているはちみつとはまるで違って、思わず「千倍おいしい」と感じたほどでした。
旅先でこういうお気に入りの味に出会えると、その日の思い出までより特別なものになります。
周辺には家族で楽しめる場所もたくさん
今回は寄りませんでしたが、金山古墳やみつばち博物館の周辺には、家族で楽しめそうな場所がたくさんあります。
近くには道の駅や、いちご狩りができる場所、サバーファーム、ワールド牧場などもあり、自然や動物と触れ合えるスポットが充実しています。
今回は金山古墳とみつばち博物館を中心に巡りましたが、次回はもう少し計画を立てて、南河内エリアを一日ゆっくり楽しんでみたいと思いました。
アクセス情報
金山古墳
大阪府南河内郡河南町にある、全国的にも珍しい双円墳です。
駐車場:史跡金山古墳公園駐車場
- 料金:無料
- 台数:大型3台、普通車20台
- 普通車20台のうち、身障者用1台を含む
アズマ養蜂場みつばち博物館
住所:大阪府富田林市佐備1482-2
- 入場料:無料
- 駐車場:無料
- 台数:普通車6台程度
まとめ
2026年5月5日の南河内ドライブは、歴史と自然、そしておいしい蜂蜜に出会える、とても心地いい一日でした。
金山古墳では、緑の丘を歩き、遮るもののない青空を見上げることができました。
アズマ養蜂場みつばち博物館では、ミツバチの世界に触れ、菩提樹のはちみつというおいしいお土産にも出会えました。
大阪にいながら、こんなに空が広く、自然を感じられる場所があることに驚きました。
家族でのんびり出かけたい方や、少し違った大阪の魅力を感じたい方におすすめしたいコースです。

